7月31日 参加:T会長、tak、ゲン
その他、現地で羚羊山岳会の方2名と一緒になりました。
山形県米沢市の前川大滝沢に沢登りに行ってきました。
当日はかなりの猛暑日。
下界は気温36℃の予報で、沢登りをするにはちょうどよい日でした。
今回遡行した沢は、自分とtakは2年ぶりの2回目、T会長は今回で3回目とのこと。
皆、だいたいのルートを知っているだけに、ハイペースで進むことができました。
だいたいのコースタイム
駐車地点8:15~入渓8:20~大滝8:50~登山道14:00~大滝展望台14:50~福島屋温泉15:20~駐車地点15:30
駐車場所から20mほどの所にある橋から入渓。
2年前に来た時は、どんより曇り空だったのと、水量が少なかったせいか、あまり水がきれいな印象が無かったのですが、今回は水量多めで水も澄んでいて、とても綺麗でした。
ちょっとした小滝が続き、楽しい場所。
フリーで越えていく。
前川大滝沢の由来でもある、ナメの大滝。
落差80mや120mと、ネットを検索すると出てきますが、写真の通りのダイナミックなナメ滝です。
https://takinoinryoku.com/photo_album/06_yamagata/06_001/06_001.html
昔、周辺に鉄鉱石の鉱山があり、鉄の成分が沢に流れ出している為か、赤茶けた岩盤になっています。
因みに、この沢の水はサビの味がします。
滝行中。なかなかの水圧でした。
大滝は右岸に巻道がついていて、巻いて滝上に出ました。
大滝を越えた後も、傾斜のゆるい小滝が続きます。
途中、キャニオニングのガイドツアーの一行とすれ違いました。
岩は濡れていますが、ラバーソールがバチ効きでした。
小滝が出てくると、スライダーして遊ぶので、なかなか先に進まない。
水中ボルダリング
終盤に出てくる段々の滝。ここもロープなしで突破。
気持ちの良いシャワークライムでした。
遡行終盤に差し掛かると、沢幅が狭まってきます。
沢の行き止まりに垂直の滝があり、そこまで行って登山道と合流するのですが、今回は手前の小さい支流が出てきた所で、支流を辿って登山道に合流しました。
以前に来た時はヤブが刈払いされていましたが、今回は登山道が見えないほどでした。
アブはほとんど見かけませんでした。
帰りの展望台から。
遡行中にすれ違った、キャニオンズのツアーが大滝を下降中。
使用ロープは180mだそうです。
ゴミや流木なども無く、とても綺麗な渓谷。
駐車場所から入渓まで1分ほどとアプローチも良く、出てくる滝のほとんどが直登できました。
ロープを携行しましたが、一度も出すことなく終了しました。
ハイライトの大滝は大きくて、一見の価値ありです。
ご参加の皆様、お疲れ様でした。ありがとうございました。