7月9日、近場の沢に行こうということで通い慣れた足尾の沢を゙遡行してきました。
今回はアイスクライミングでよく登られている黒沢から中倉山経由で周回するルートです。

参加メンバー ノリさん、酒Eさん、ISKさん、K井、げんき(合計5名)
朝の銅親水公園駐車場。
あまり天気が良くない予報だったのと、けっこう蒸し暑いので、駐車場はスカスカ。
今日はハイカーさん達はいませんでした。

いつものゲート。

松木ジャンダルムを越えて、幕岩を通過したら2つ連続して砂防ダムがあります。
2つ目の砂防ダムを越えたところから渡渉します。
黒沢は2つ目の砂防ダムの横から松木沢に流れ込んでいる沢です。

冬季のアイスクライミングでも人が良く入っているので、砂防ダム脇の踏み跡は明瞭です。

F1はヌメヌメでしたので、右岸から巻きました。

F2はアイスクライミングでも登られている滝です。
向かって右側から登りました。

F2上部より。
なかなかの高度感。黒々としている部分はフリクション無くて怖かったです。

F3は自分達は巻き気味に登りました。
F3のフェースにはペツルのハンガーが等間隔で打ってあるので、それを利用して登っても良いかと思います。
個人的に冬のアイスクライミングで来たことがあるのは、F3まで。この上は未知の領域です。

その後は登れる小滝が出てきて、ロープを出さずに登っていきました。
上の写真の滝がおそらくF4。
ヌメヌメで悪いです。
ここは時間短縮の為に2手に分かれました。
1組は普通に滝を登る組。もう1組は滝が登れなかった場合、上からロープを垂らす作戦の為、巻道を使って滝上に出ることとしました。
結果、エイドがうまくいって滝は登れました。

水が枯れてくる。

沢登りなのか、ガレ登りなのか。

詰めていくと、完全に沢が土砂で埋まってしまっています。
沢の源頭がどこだか分からなかった。

中倉山の稜線に向かって登っていきます。
沢の最後は岩峰の尾根道でした。

稜線が見えた。
ここからもナカナカの急登でした。

無事、登山道へ合流。
あとはテクテク歩いて戻るのみ。

孤高のブナ通過。
寝転びたくなるような草原が広がっていました。

無事、中倉山登山口まで下山。
林道を歩いて駐車場まで戻ります。

オーバーヒートの限界で下山途中で水浴び。
めちゃくちゃ暑かったです。
ほとんど水に浸かることがない沢なので、秋くらいでも充分行けると思いました。
ご参加いただいた皆様おつかれさまでした。