4月5日 (晴れのちくもり) メンバー:GENGEN、さちこ
下仁田に200m級の岩峰がある。
ネット上の記録は非常に少なく、しかも悪いらしい。敗退や夜間トップアウトの記録もある。
それをヒルが出てくる前に登ってしまおう、というわけで行ってきた。
アプローチは、鹿岳(かのだけ)の登山口から。

登山道を1時間ほど辿ると、樹林帯の隙間からデカい岩峰が見えてくる。

大きなケルンから登山道を外れ、右へ伸びる踏み跡を行くと、フリークライミングのエリアのような場所に出る。

取付きは、立派な祠から10mほど右にある。

ルート:鹿岳南壁(8P)
・装備
アプローチシューズ、アタックザック
〇登攀装備:クライミングシューズ、ヘルメット、ハーネス、ATC、ハンマー、ロールンロック、スリング×3本、鐙×2、ヘッドランプ
◯共通装備:アルヌン×10本、キャメロット#0.3〜0.45×2, #1〜#3、ボールナッツ、ハーケン3枚、50mダブルロープ、無線機
※グレード、スケルは体感とする

・1ピッチ目 15m Ⅳ+A1 (GENGENリード)
きれいなボルトラダー。リングボルトはどれも打ち込みが浅く変形しているが、意外としっかりしていた。
リングが飛んでいるところはナッツで処理。
終了点はリングボルト×2、ボルト×1

・2ピッチ目 10m Ⅲ (GENGENリード)
終了点より右にトラバースする。かなり脆いが難しくはない。
支点は#0.75、#1を使用した。
終了点はピカピカのラペルステーション

・3ピッチ目 15m Ⅳ A1 (GENGENリード)
あれ!?
ボルトが打ってある???
帰ってから調べてみると、
BeOneMountainClub(https://www.b1mt.com)さんがリボルト中とのことでした。
2026年12月に完成予定ということです。
まだ未完成かもしれませんが、ありがたく使わせて頂きます。
早速フリークライミングを開始したいところだったが、出だしが悪すぎて鐙を出した。まともにトライすると5.11前半はありそう。
2手の人工をこなしたら、あとは大ガバ。ハングを越えたら左上して終了点。

・4ピッチ目 30m Ⅲ (GENGENリード)
3ピッチより繋げて登攀した。Ⅲ級くらいだが、壁は立っている。
どこでも登れて簡単。しかし、今回一番脆いピッチ。
よく整備、掃除されていると感じたが、ボルトラインを少しでも外すとホールドはザラザラ。浮石だらけでイワヒバも生えている。
12ピンほどあったように思う。打っていただいた方には申し訳ないが、弾切れしそうでピンは間引き気味、カムを併用した。小さい番手が有効。

・5ピッチ目 35mⅣ (GENGENリード)
ここから打って変わって硬い壁になる。高度感はあるが、非常に安心感のあるピッチ。大きなムーブを出すのが楽しい。
ピンも10ピン以上打ってあり、終了点は1人分のテラス。
小さい番手のカムやボールナッツも有効。

・6ピッチ目 30m Ⅲ+ (さちこリード)
脆い壁を素直に直上する。難しくないが、シンプルに悪い。


・7ピッチ目 35m Ⅲ (GENGENリード)
左上し、凹角状を登攀した。整備して頂いているお陰か、浮き石はそんなにない。支点がランナウト気味なので、カムを併用した。
ムーブが若干辛くなる後半15mほどは、支点が取れそうなリスが見当たらなくなる。ボルトがあってよかった。

・8ピッチ目 40m Ⅲ+ (さちこリード)
最終ピッチ。ボルトラインが複数引いてある。中央のルートを登攀した。大空に駆け上がるようで気持ちよかった。
支点は10ピンくらい。小さい番手のカムも有効。

終了点のすぐ前に祠があった。神秘的な雰囲気だ。
とても楽しいルートだった。
ルートを再生して頂いているおかげで高速で登れた。
懸垂下降もできそうだったが、ロープがイワヒバに引っ掛かると大変なので、大事を取って登山道で下山。
登山道もよく整備されていて1時間ほどで下山できた。
お疲れ様でした。また登りに来たいですね。