2021/5/15-16
メンバー,tak,gen,他1
庚申山の麓にある六林班峠まで続く大きな渓谷。その中間を縫う様に登山道が走っていて下部と上部を別けて日帰りで遡行ができる。
上部の方が優しい為、1年前に太田の玉さんと泳ぎの練習を兼ねて上部のみを遡行した。当時は沢登りのいろはも分からず、ただただ玉さんに付いていった自分。だが林道を歩いている時に谷底から聞こえて来る物凄い轟音に心が惹かれたのをハッキリと覚えている。樹林帯で覆われていて姿形は見えないが下部は一体どうなっているんだろうか。。。
どんな景色が広がっているのか?
いつか下部を遡行してやる!
と密かに暖め続けていた庚申川本流の遡行。
1年越しに貴重な沢好き変態2人の良き友を得る事ができ叶う時が来たのであった!
庚申川本流は遡行グレードでは3級となる。あまり記録がない。なのになんなんだこのザックの中身は…舐めてんのか😆💢
大量のエサと酒を3人で分担し入渓点へ向かう。
入渓点。ザックが重い!水が冷たい!
そんなの知るか(笑)
ここまで来たらもう後戻りは出来ないぜ!
ザックが大きいと泳ぐのも大変。
前にいる奴の足を掴むのもヨシ!
ハーネスにぶら下がってるスリングを引っ張るのもよし!
下部の大滝。
天気は悪いが渓相は申し分ない!こんな頭突きし合ってる岩が続く。とにかく泳ぐ泳ぐ泳ぐ!
たまにザックの中に水が浸水して歩けなくなるので水抜きをする。飛び込んだり泳いだり遊び過ぎて全然進まない(笑)
CSの下を潜る。
また遊ぶ!水がめちゃくちゃ綺麗✨
でかい滝がこちらを威嚇しているが簡単に巻けるのだ。
こちらは不気味な釜。滝の右側の洞窟が弱点か?とりあえず行ってみた。
勇敢なGen君がゴルジュハンマーに命を預けて突破を試みるがリスキーなので撤退😨大人しく左岸を巻き、事無きを得る。
スライムの門を通過して本日の遡行は終了。
ここまでおよそ12キロ。宿泊装備を背負っての遡行、大変お疲れ様でした。
終始泳ぎ放しでお腹いっぱい。
無事に下部の遡行が終わり宴会の準備に取り掛かる!沢泊といえば焚き火でしょう🔥
辛い思いをして荷上げした甲斐があった!
最高にうまい✨
夜は雨に降られたが爆睡する事ができました。
(2日目)
夜中に降った雨は止んでいて心無しか陽射しも出ている。山で迎える朝は気持ちが良い。
消えた焚き火に火を灯し暖を取る。なんといっても濡れたウェットスーツを着るのが1番辛い。次に辛いのが寝袋から出る事だ。
石焼に生ハムを乗せて極上のモーニング✨
念入りに火を消して、テント場を後にする。
食料は減ったはずなのに相変わらず荷物は重い
水遊びと火遊びはやめられない
2日目も容赦なく水を浴びる
ラバーで来てしまったげんちゃんは全てが核心のようです…💔
上部核心の滝
渓相は相変わらず綺麗だ
とにかく泳ぎ尽くす!
大滝の支流に入り脱渓する。
陸に上がると全員無口になり、イライラし始める…下ネタと愚痴ばかり💔
花が綺麗でした。
4時間掛けて無事に下山。
2日間で26キロと大変な遡行となりましたが、とにかく素晴らしい沢でした。下部だけで遊んで帰るのもいいかもしれません✨
足尾は岩も沢もやべー!!!
まだ6月になっていませんが良い思い出が出来ました!
お疲れ様でした。