6月17日 参加 たぬき先輩、げんき
足尾幕岩ということで、銅親水公園に集合。
土曜日でしかも快晴ということで、車はこの通りの長蛇の列。
まだ、朝の7時台なのに。
全然、下の駐車場には停められない状態。
見た感じクライマーではない。ほとんどがハイカーのようだ。
中倉山人気も相当なものになったと感じられる光景だった。
いつも通い慣れた松木の林道を歩いていく。
そういえば、ジャンダルム正面の工事が進んでいました。
作業用だと思われる橋が架かっていました。
ジャンダルムへは渡渉なしで行けるようになっています。
今日は幕岩なので、ジャンダルムを通りすぎ、更に奥へと進んでいきます。
幕岩到着。
砂防ダムの左が同志会ルートの取付。
取付に向かう為、砂防ダム前を渡渉。
今日はいつもよりも水量が多いし、水が冷たかった。サンダルを持ってきていなかったことを後悔。裸足での渡渉は足が痛い。
取付に向かう為、幕岩下部を登ります。
ここにはフィックスロープあり。
取付地点。
ここから凹角に沿って登っていきます。
1ピッチ目、たぬき先輩。
2ピッチ目、4ピッチ目が他ピッチより難しいとのことだったので、自分が担当させてもらいました。
2ピッチ目。
1ピッチ目と同様に直上する。
幕岩は変にルートが屈曲しない、ストレートに上に登っていくルート取りの様。
各終了点は先輩方が整備してくれたお陰で、しっかりとした支点になっていた。
3ピッチ目も更に直上する。
ココまで来ると高度感がすごい。
4ピッチ目、セカンドのたぬき先輩を迎える。
5ピッチ目。
ここは直上後、左上する。
6ピッチ目。
最終地点は緩傾斜地帯に懸垂支点あり。
通常、更に上まで抜ける場合はここも登って、沢を゙下降してくるそう。
今日は水量が多いので、沢下降はせずに同ルートを゙下降した。
懸垂4回でスタート地点に戻る。
幕岩はまっすぐなライン取りで高度を上げる、とても良いルートだと思いました。
岩の難易度的にはそこまで難しくないと感じました。
支点は残置ハーケンがあるものの、ほとんど自分で構築しなければならないので、NPの良いトレーニングになると思いました。
午前中で登り終え、休憩を挟んでからレンジャーチムニールートの偵察に向かいました。
最近になってSNSで開拓発表があったレンジャーチムニー、大凹角ルートは幕岩前の砂防ダム2つを越えたところにあります。
向かって右の方。
顕著なチムニーから上部凹角を登るルート。
渡渉し、チムニー取付に向かう。
レンジャーチムニーはボルトが打ってあるとのこと。
顕著なチムニー。
ルート前にはハンガーが一つ打ってありました。
チムニー内を覗いてみる。
1ピッチ目、自分がロープをつけて登ったが、触るであろうホールドがだいたいビチャビチャに濡れていた。
ハンガーボルトが打ってあることは確認できたが、背中を壁につけて登る事を考えると、今日のコンディションだと背中がドロドロになる。
今回は登ることを諦めて、雨が少なくなり岩も乾く秋あたりに再チャレンジしたいと思いました。
たぬき先輩ありがとうございました。