西上州 犬殺しの滝

2024年1月30日 メンバーたぬき夫妻

天候 快晴

例年に無い暖冬から氷の情報が上がれば即座に実行しなくては行けないようなシーズン。
数日前、山仲間から快適な登攀を楽しめたと言う情報より西上州 犬殺しの滝へ氷を楽しみに行ってきました。
アプローチ。毎年訪れている犬殺しへには若干緊張感が薄れていた為アプローチ道を外れ1本違う沢を詰めてしまう失態。
正規ルートに修正するも30分程のロスをしてしまった。

アプローチより犬殺し全容 立派に育つ

平日から貸し切り状態と予測していたが、他に2パーティー入る。
アプローチにてタイムロスした為取り付きに至ると、先行は成犬へ取り付く様相。
待機時間を考慮し仔犬から。

記載は個人的な体感グレード スケル
【仔犬殺し Ⅳ 25m】
暖斜面より離陸するが氷が薄い為ラインは限られる様に感じた。中間部にて若干立った氷の処理が有るが氷質的には問題ない。
中間部より二俣状に分かれた。右方を選択。取り付きより目視出来た残置が巻かれてた立木目指すが氷厚は薄くギアのダメージを避ける為快適とは一転慎重な登攀だった。
立木に有る残置にてピッチを切る

先行が成犬に取り付いていた為仔犬から アップにはちょうど良い

【犬殺しの滝 Ⅴ⁻ 30m】(1Pのみ)
取り付きからバーチカルな氷瀑を望む。
昨今流水の流れが変わったのか成犬の成長はいちじるしいい。
立派に育った成犬は複数のラインが取れそうだったが、安全を考慮し形状から弱点である左のラインより離陸。しかし出だしよりシャワーの洗礼を受ける。
1本目のプロテクションを設置したいがシャワー酷く出だしよりランナウト。
1本目を設置し数手高度を上げれば快適な登攀だった。
全体を通し氷質は安定している様に感じた。

次いで成犬リード
弱点を攻めるがシャワーの洗礼を受ける

最上部に(2P以降)には抜けずトップロープを張り様々なラインにて遊んだ後下山。

トップロープを張り様々なラインにて遊ぶ

登攀は楽しめたが、アプローチ等にて気の緩みが招いた道迷いは反省。

ads
最新情報をチェックしよう!