2026.1.31~2.1
メンバー:KNZ、IIJ(会外)
アイスシーズンの中で最も気温が下がるこの時節、大武川の一ノ沢大滝に行ってきた。
林道ゲートを5時45分に出発。前方に見えるヘッドランプの明かりからすでに先行パーティが先を行くことが分かったが、決して体力自慢ではない我々はマイペースの歩きを保つ。彼らはルーファイに悩んでいたようでほどなくして追い着いた。日帰り山行だというので先を譲り、どんどん先に行ってくれれば良いと考えていたところ、結果はテント場まで常に彼らが視界に入る距離でのアプローチとなった。登攀時には彼らと時間差を作りたかったのでテント設営に40分ほど時間を掛けゆっくりと取付きへ向かうこととした。彼らは右側のラインを取るというので自分らは左側を行くこととした。

取付き直前より遠望、。中間部はほぼ垂直だ

1時間の待機したのちIIJのリードでスタート。左側は水が流れいている。60mほぼいっぱいに伸ばす。

2Pスタート。見た目は行けると思った。しかしながら、登るにつれて粘り気のないパリパリのクラゲだらけとなっていく。スクリューが効く気がせず、ランナーが増えていった。本日の核心と思われる薄いツララの集合体を越えたところでメンタルは底を付き、弾切れを見越してピッチを切る。30mしか伸ばせなかった。

核心部を越えたところよりフォローを引き上げる。

次も厳しい。離陸時はバイルが氷を貫通してしまったので慎重に行く。その後は氷は固く砕けてしまうバージンアイスのためとにかく腕がきつかった。
下降時のロープスケールを計算しここは20mほどでピッチを切った。
その後は傾斜が緩み50mのピッチでクライミング終了となる。
下降はすべてアバラコフ。

日暮れの時刻が押し迫っているので、迅速に慎重に懸垂を繰り返す。

取付きよりテントまでの下降は日暮れとなり、安全のため数回ロープをだした。
翌日は下の大滝の状態もイマイチだったので登らずに帰ることとした。
一ノ沢大滝は核心部も含めⅤ-とのイメージで臨んだが、少なくみてもⅤ+はある登攀となり記憶に残るものとなった。