米子不動 龍神

2月12日

メンバー:ISK、KNZ、TOMO(会外)

米子不動に日帰りで行ってきました。

前日の錫杖敗退から行き先を思案し、先週行くはずだった米子不動としました。

林道ゲートは4時出発。それなりに良いペースで歩き1時間半で橋のテント場へ到着。装備を準備して龍神エリアへ向かう。途中、テントから顔を出していた米子不動常連の知り合いの方と話をすることができ、今年はコブラは6級、龍神も難しい、とのことからアナコンダへ向かうことにする。龍神エリアへ登り上げ取付きまであと少しという距離で、またかというか、やっぱりというか先行パーティが出現、やむなくアナコンダは断念する。今年の龍神は難しいとの話は、昨日駐車場で会った群馬の山岳会の人も言っており、彼らは1Pで降りたとのこと。

スタートから20mほどのバーチカルはシャワークライミングとなる。ビショビショになるが、気にしてもられず必死に登る。バーチカルの先は険相悪いハングがある。これは乗っ越せない。左にトラバースし1段上がり、右上することとする。その後はクラゲ氷+シャカシャカの氷でスクリュー打つポイントに苦労する。右上後はまた20mほどのバーチカル。この部分だけであればそれほど難しくはないはずだが、すでにメンタルゲージは底を見せ始めているためヒヨッたクライミングとなる。ロープスケールで60m近く出してスクリューで終了点を作る。

2P目行くの?1人目のフォローが来たとき1Pで終わりでよいとの雰囲気が出来上がる。2人目のフォローが来たとき、行く気満々の雰囲気を感じたため、何も言えず当然のようにスタートする。

龍神は過去4回ぐらい登っており、2P目はおまけ程度の30mぐらいだったかなとパーティメンバーに軽く話していたが、登ってみるとロープをほぼ60mいっぱい出す20mのバーチカル付きだった。大抵の滝は最終ピッチはおまけなので、龍神も同じように記憶が良いように修正されていたようだ。

懸垂は立木とアバラコフの2回で降り立つ。

取付きに降り装備を確認すると、パーティ全体で、ブルーアイスの13cmスクリュー(今年新調した)、フィフィ、120cmスリング、カラビナをそれぞれ1個ずつ龍神様に奉納したことに気付いた。

過去一厳しい龍神様でした。

 

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