2月12日 メンバー げん、K井
栃木県北から近い場所でアイスクライミングができる場所を探した結果、南会津町にあるというエリアに決めた。
那須塩原市から1時間ちょっととかなり近い。道の駅番屋も至近。
このような林道を歩いてアプローチする。
このエリアの降雪状況を事前にチェックした限りでは、前の週にまとまった降雪があった様子。
ワカンとスノーシューで迷ったが、深く柔らかい雪を想定し、スノーシューを選択した。
結果的には急登が辛かったが、概ねスノーシューのほうが機動力的には良かった気がする。
かなりの深雪で難儀しました。
フカフカの雪だが、沢が完全に埋没していなかった。
途中、踏み抜きが何度もあり、かなり神経を使うアプローチだった。
戸倉沢本流から外れ、支流の急登を登っていくと、ぶっ立った氷瀑が現れました。
40mほどの滝。
中間部くらいまでは簡単そうだが、、、、
降雪があった後に再凍結したようで、雪と滝の氷が結合しているような状態。
下部はスカスカ。アックスで叩くとボロボロに崩れる。
まるで硬い雪の塊を叩いているような感じでした。
中間部まで登攀。
中間部から上部は氷が薄くスクリューが効かなそう。
なおかつ、ハングしていて辛そう。
中間部までの登攀に切り替え、トップロープの支点を作成して下降しました。
2人で交代で何本か登って帰路につきました。
帰りは自分たちがつけたトレースを辿るだけなので、楽々下山ができました。
40mくらいの氷瀑で状態が良ければ、もっと遊べたと思います。
ただ、この地域は降雪後はアプローチが大変。
他にもっと氷瀑がまとまった良いエリアがあるので、これだけを登りに来る価値は薄いかもしれません。