2024年5月25日
メンバー:ISK、KNZ、TOMO(会外)
計画を立てること5年目にして黑伏山にようやく行ってくることができました。
太田のとある公園に0時半に集合予定だったが、1人は玉村のいつもの公園と勘違いし、1人は集合時間を間違え、出発は1時15分ごろと大分遅くなってしまう。
それでも高速道路を順調に飛ばし、黒伏山のスキー場に着いたのは5時過ぎごろ。睡眠時間ほぼなしのまま準備を整え予定より30分早い5時半にはスタートすることができた。沢へ下降し飛び石で沢を渡ることはできず、裸足になり渡渉をすませ、黒伏山の南壁へ向けトラバース開始、と思いきや先頭は何故か思っていた方とは違う方向の尾根を登り始める。あれ、自分が事前に調べたはずのアプローチは違っていた?トラバースは勘違いか。。もう一人も異議を唱えないので自分が思い違いをしていたのだろう。そんな感じで尾根を登ること45分。一人がようやくおかしいと言い出す。一人がおかしいと言えば残りの2人もそう思っていたのであろう、絶対に変、尾根なんか登らないと言う。
寝てないと通常おこりえないことが起こるものだとわかった。
こんな感じで取り付きスタートは予定よりも大幅に遅れ9時15分ごろとなった。
全9ピッチのため3人で3ピッチずつリードすることになりスタートした。
1P目はハングの間の通過するところが若干難しく、素直にボルト連打のところを登るのが自然な感じ。
2P目はトイレに行ける箇所を探すことに集中していたため、クライミングは特段印象なし。
3Pはこのルートの核心かとも思うような足場の微妙なクライミングを強いられる。リード者はパニックを使用し、フォローもA0しなければ抜けられなかった。懸念課題はこのピッチを登る前にクライムダウンを交え時間ロスなく無事解決。男をあげることはなかった。
4P目は50mいっぱいの快適なスラブ。
5P目も外形した岩だが、フリクションが効き問題なし。
6P目は岩は若干脆く、立っているが、手掛かり、足がかりはばっちりあり快適なクライミングを楽しめる。
7P目は剝がれそうなフレークの垂壁となっているため、右側のボルト寄りに登るが、逆にそれが難しく不安定なクライミングとなったためあぶみを使用する。
8P目は傾斜は緩むが、草付きと、泥と、微妙なマントル返しがあり、ポイントであぶみを使用する。あまりクライミングっぽい感じはなく、ひたすらに悪いクライミングをした感じ。
9P目はA0により抜けられたと思われるが、もはやあぶみ練習会となる。
あぶみ経験の少ない2名は、今年の人工クラシックルートへのトライに向けて貴重な練習の場となったはず笑
下降は懸垂6回で取り付きには16時半ごろ着いた。
2日目は温泉入って、蕎麦食べて、だんごをお土産に早い帰宅となりました。