2024年10月27日、第二回の会山行が終了したので報告する
企画:ゲンゲン
場所:足尾 ウメコバ沢(アルパインクライミング)
各PT:
ゲンゲンPT(坂本、酒井)
ヨッシーPT(大山、HITOMI)
げんちゃんPT(たぬき、KNZ)
──────以下、各ルートの報告──────
ゲンゲンPT (ゲンゲン、坂本、酒井)
ルート:中央岩峰左岩稜 スーパーフレーク
※グレード、スケルは体感とする
取付へのアプローチは、大凹角の次のルンゼを詰めた右側か、もしくは中央岩峰の下降点に当たるガレを右にトラバースする。
はずだが何故か見つからず、ウロウロして出遅れた。
☆1ピッチ目(40m 5.8 ) ゲンゲンリード
出だしからホールドが細かく、外傾した足でバランシーなムーブを強いられる。苦しい。
1ピン目をハーケンにとり、なんとか5〜6mほどあがると、ややフレア気味のフレークが次々と出現し、そこからは快適となる。
20mほど直上すると左へのトラバースルートとなる縦フレークが出現する。縦フレークは全てガバで、高度感もあり、とても気持ちが良かった。ずっと続いて欲しい。
フレークの終わりのハーケン1枚をカムで補強して終了点となるが、終了点はもう少し上という思い込みがあり、上部の枯れ木まで上がってしまった。実際はスケル30m程と思われる。
枯れ木下部のクラックにてカムで終了点。
残置は出だしと、フレーク終わりにハーケン各1枚。
☆2ピッチ目(15m Ⅳ-) ゲンゲンリード
通常のルートより1本上のバンドを左にトラバース。
ルートを間違えていることには気づいていたので、慎重に行動した。
15mほどトラバースすると、2ピッチ目の終了点が出現した。終了点はリングと甘いハーケンをカムとボールナッツで補強。
中間に残置はなし。
☆3ピッチ目(5.9 30m) ゲンゲンリード
ハングを目指し、直上する
出だしが悪く、緊張した。リング1枚あり。
ハングに入るところでムーブが分からなくなってパンプして、ついにテンション。
たまたま下を通りかかった大先輩から助言をいただき、レイバックを試すと、するする登れた。フルパワー系。
ハングを越えてからはジャミングもよく効き、安心して登れた。
核心を越えたテラスの、目の前にあるクラックで終了点らしいのだが、さらに10m上がって立木でピッチを切った。
実際のスケルは20m程度と思われる。
中間に残置はなし。
登攀終了後、徒歩で上抜けすると中央岩峰の下降懸垂点についた。
フリー感の強いルートだった。岩も全体的にしっかりしている。
反省点もあるが、非常に楽しかった。またいきたい
たぬきKNZげんパーティー
JMCC直上ルート → スーパーフレーク継続
直上ルートは2ピッチ目出だし核心で、なかなか悪い。
ジャミングが上手いと簡単らしい。
あとは概ね快適なルートでした。
各終了点はハンガーとなっていて安心です。
1ピッチ目の出だしからフリー感の強いクライミング。
クラックに沿って直上する。
写真映えする1ピッチ目のハイライト。
ホールドはフレークのガバだが、足は完全にスメア。
下から見ると、何もないところをトラバースしているような感じ。
こういうルートはなかなか無いだろう。
核心は3ピッチ目。1ピッチ目よりも技術的に難しい。
大山ヨッシー山本パーティ
大凹角ルート → R6すべり台 継続
大凹角ルート
登っていくと、高度感がすごい
ウメコバ沢中央岩峰対岸にあるR6すべり台もなかなかの高度感です。
諸先輩方のバックアップのもと、充実した山行ができた。
有難うございました。