5月30日〜5月31日
メンバー:ゲンゲン、さちこ、NKZ(太田山岳会)

梅雨前ギリギリに駆け込みで錫杖岳へ。
天気が不安だったが、土日とも快晴に恵まれた。
幕営地までは2時間の快適なアプローチ。
すでに2組のテントがあった。そして、今年は雪渓がない。
★ルート名:1ルンゼ
錫杖のアルパイン入門ルート。
取付きは、北沢フェース取付きから50mほど下ったところにある。
スケル、グレードはトポに準ずる。

・1ピッチ目 (Ⅳ+50m) ゲンゲンリード
ルンゼの左側を登る。出だしは階段状だが、ルンゼに向かって右に上がっていくと何もないフェースにぶつかり詰む。

離陸から30mくらいの懸垂支点があるところで1回ピッチを切り、2ピッチにわけて登攀した。次の20mは右のクラックから。
・2ピッチ目 (V 50m) ゲンゲンリード
終了点より直上。そのまま20mほどルンゼを詰め、いい感じのところで左壁を登る。ハマっているナッツあり。
出だしがプロテクションを取れず慎重になるが、ホールドは良い。

・3ピッチ目 (V 50m) ゲンゲンリード
やさしいがルーファイ力が問われる。左のリッジ状を登った。

・4ピッチ目 (V 30m)ゲンゲンリード
昔は小ハングを人工登攀していたらしい。
そちらから行こうとしたが、パーティの反対に遭い、左壁のコーナーをステミングで。核心手前にハンガー2本あり。濡れていると悪そう。

・5ピッチ目(V 30m)ゲンゲンリード
ジグザクに登る。残置が非常に豊富で、殆どカムを使わなかった。

・6ピッチ目(V 20m)ゲンゲンリード
濡れているルンゼを詰め、一段上がったところを右にトラバースして終了点。出だしの右壁にもハーケンが打たれていたが、抜けた先が草付きのマントルのため、やめておいた。
先行の渋滞と撤退騒ぎで時間を食ったが、無事にトップアウトできた。
同じく入門ルートとして知られる左方カンテより冒険的だった。難しいところもあまりなく、サクサク登れてよかった。

夜はテント場で鍋を食べ、お酒を飲みました。
この時間がなによりも楽しいですね。
翌日は、NKZさんの希望で注文に。

★ルート名:注文の多い料理店
スケル、グレードはトポに準ずる
・1ピッチ目(Ⅳ+ 30m) ゲンゲンリード
注文は2回目。前回は雪渓に阻まれて手前からトラバース気味に登攀したが、今回はルート開始点から離陸できた。
中盤まで良好なプロテクションが取りづらく、悪め。

・2ピッチ目(20m 5.8) ゲンゲンリード
終了点から10mほど左にトラバース気味に登り、フェースを直上する。前回はフェースの入口にナッツが決まったが、泥が詰まっているようで見つけられず。ボールナッツで甘いプロテクションを取った。ここは落ちたらトラバースの下まで行っちゃうね。

・3ピッチ目(20m 5.8) ゲンゲンリード
核心部。オーバーハングを抜けて広いクラックを登る。
ハングの出口にハマっていた#4がなくなっていた。
2回目なのでとても楽しく登れた。そして、1人分の終了点に3人も集まると狭い。

・4ピッチ目(30m 5.8) ゲンゲンリード
高度感のあるピッチ。
ナッツなどの細かいプロテクションを多用した。
ランナウト気味になるが、ホールドが良すぎるので恐怖感はない。


今回は下降しやすさも考えて、4ピッチ目で登攀終了。
下降からテント撤収、新穂高温泉までダッシュで3時間だった。
とても充実した2日間だった。
また来年も来たい。


