日光月山の氷瀑群 夫婦滝 雌滝

2026年1月24日  メンバー:たぬき KNZ ISK

天候 終日快晴

最強寒波到来とメディア騒ぐ。アイスを楽しむ身としては氷の成長が著しとしか聞こえない。さすればアンテナは強化し情報収集すると、日光月山の夫婦滝の情報が上がる。記録には残念ながら主である雄滝は登攀は不可の様だったが雌滝は登攀可と記されていた。記録が上がり数日たちその間も寒波は列島を包んでいた為、あわよくば雄滝が登攀可な状態になっている事にあわやの期待を抱き氷を楽しみに行ってきました。
【アクセス】 一般道を外れ林道へ車を進める。林道は栗山ダムを管理する電力会社が管理をしているので除雪状況は要確認になるだろう。今回は除雪直後と有り問題なかった。以前はダム駐車場まで車を進められたが昨今は牧場付近に有る鉄製のゲートまで。車幅が広いので路駐にて。

すっかり日が昇ってからアプローチ開始。車外温は零下10度を差していたが日差しが有り無風な為、体感的には暖かく感じながら足を進める。直ぐに長い夫婦トンネルへ入る。設置されたライトが有る為ヘッデンは必要なかった。
トンネルを出て直のガードレール切れ目より下降。最初はカール状の斜面を下ると徐々に右手に尾根状が隆起してくる。自然と導かれ尾根へ乗ればテープ、フィックスが頻繁に現れ夫婦滝へ導かれる。 アプローチ中目視出来た雄滝は繋がっていた。
若干の期待を込め雄滝基部まで。

雄滝 繋がり登攀可な状態だったが難易度はⅥ~Ⅵ⁺は有る状態な為次回へ持ち越し

基部から望むには一応登攀は可能に感じた。しかし2,3P目は間違いなくⅥ級、もしくは⁺追加は有る状態だった。
過去に登攀済みと言う事もあり気合が足りないのかと自問したが、昨今の心境としては身の丈に応じる事は長く山を楽しむ精神から雌滝へ。
準備を整え登攀開始 ( )内は個人的な体感グレード スケル
【雌滝】
1P(Ⅲ⁺ 25m)
ルンゼに発達した10m程のショボい氷の処理から。氷が薄い為アックス、ツッケの蹴り込みにはギヤの損傷を抑えると言う別の意味で悪い氷の処理から。ロープは重荷になる為結ぶがフリーで抜ける。階段氷を抜ければ暖斜面の雪面を歩き、F2基部まで

1Pかろうじて繋がる氷の処理から離陸 氷が薄くギアの損傷を心配しながら抜ける

2P(Ⅳ⁺ 50m)
出だし短いがバーチカルの処理。思いの外氷質は硬くアックスの決まりが悪い。しかし氷状は凹凸が有りスタンスの確保には問題なかった。上部は傾斜が緩むも氷厚が薄い為慎重に処理し3Pバーチカル基部まで

2P 出だしの短いバーチカルの処理から 上部は傾斜は緩むも若干氷が薄い個所も有る為気は抜けなかった
フォローを迎え入れる
徐々に高度感が出てきて気持ち良い

3P(Ⅴ⁻ 50m)
バーチカルの処理から離陸。氷質は一気に変わり水氷状だった。アックス、ツッケは良く決まり快適。バーチカルを抜ければ傾斜は一気に緩み左上気味にラインを取る為プロテクションの設置には注意が必要。 右岸の立木にて切る

3P ルート上の核心ピッチ 此処も短いバーチカルの処理より 水氷へと氷質は一気に変わりアックス スタンスは拾いやすかった
下山時 無名滝を偵察 繋がらず登攀不可 無名滝と呼ばれるがスケールは八ヶ岳南沢大滝同等の滝だ

【下降】
1P 60mダブル連結にて2P終了点まで。登攀のラインとは違う為岩壁伝いに アバラコフ作成
2P 60mダブル連結にて取り付きまで
(60いっぱい使用した為切り方によっては微妙に届かない可能性が有る為注意が必要)
久しぶりに訪れると、記憶がリセットされていて新鮮だった。
また雄滝登ろう。

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