2026年2月3日 メンバー:たぬき夫妻
天候 晴れ
コスパが良い。社会生活を送るにあたって良い響きだ。山を楽しむ身にとっては同じ感覚。奥日光のエリアは自宅からアクセス2時間程で50mオーバーの氷を垂らすエリア。まさに個人的にはコスパが良いエリアだ。
直近で奥日光方面の氷を楽しむ事ができた。さすれば野門支流の氷瀑群も安定しているだろうと考えコスパ重視にて野門支流の氷柱群 伏龍鳳雛へ氷を楽しみに行ってきました。
野門集落最奥部の駐車スペースよりアプローチ。林道を辿り直ぐに左に現れる貯水タンク脇より下方へ見える沢へ下る。急勾配な為チェーンスパイクよりアイゼンの方が安心できるように思える。

所々ピンクテープにに導かれ沢床へ降り立ち遡行。昨今はシーズンインすればクライマーが入っているせいかトレースが有る可能性が高いと感じた。現に明瞭なトレースに導かれ伏龍取り付きへ。
林道から沢へ下降し若干沢沿いを詰め、沢から取り付きへ登り返す。高低差同等の登り返しを強いられる。アプローチ時間としては1時間程だが運動強度的にはそれなりなものだ。
伏龍へのアプローチは急勾配な為チェーンスパイクよりアイゼンを推奨する。
アプローチ中まったく氷瀑が見えないので目視によるルーファイは困難に感じる。仮にトレースが無い場合GPSの確認は必須になるだろう。

伏龍の取り付き直下の目印は5m程の前衛滝だ。直登しても良し左ガレからも巻く事も良し。後者を選択し悪い高巻をこなし取り付きへ。
取り付きより目視するに氷結状態は良さそうに感じたが、昨シーズンと比較すると痩せて立っている印象だった。

準備を整え登攀開始 ( )内は個人的な体感グレード スケル
【伏龍】(2P Ⅴ 80m)
(1P Ⅴ 60m)
バーチカルの処理から離陸。弱点を突いて行けば凹凸の有る氷の処理の為快適に高度を上げるが、垂直直部分が長く非常に体力を消耗しながら高度を上げる。

終了点直下は一気に傾斜は緩み雪壁の処理をしF2基部まで。スクリューにて切る。
(2P Ⅳ 20m)
1P終了点より望む2Pは容易に見える。実際出だしは容易だが抜け口はそれなりに立っているので気を抜かず抜け、直ぐに現れる立木にて切る。

下降は1P終了点まで短く懸垂しアバラコフにより60m連結にて取り付きまで
【鳳雛】(Ⅳ 30m)
下部からスッキリとした氷が現れる。

伏龍と違い傾斜は緩い。
上部は急激に氷厚が薄くなるためギアの損傷に注意しながら高度を上げ抜け口直前の右岸立木にて切る。

アクセス、アプローチも短く50mオーバーの氷を楽しむ事が出来るこのエリアはまさにコスパが良い。また再訪しよう。