2021/12/6
メンバー、mtk代表、狸先輩、TK、金ちゃん
あちらこちらから裏同心が凍ったとの情報が入り、アイゼン慣らしにとみんなで裏同心ルンゼから大同心北西稜の継続に行ってきました。
悪天候の予報だったので移動の車の中で北西稜は中止してのんびり裏同心でアイスかぁ〜?なんて思っていたのですが美濃戸に着くと思いの外天気が良い。アイスだけだと思い壁用のギアを置いてきてしまった…(ToT)
不安な気持ちもありましたが、それ以上に何としても登りたいと足取りと気持ちは完全に大同心へと向いていきました。
登山道は雪が無く少し拍子抜け
長くて怠いアプローチ。
鉱泉で準備を済ませ裏同心ルンゼの入り口へ。代表とたぬき先輩に遅れを取らないように自分らも先を急ぎます。
以前は緊張しながら登った裏同心ルンゼ。
今ではすっかり大同心へのアプローチとなってしまいました。
しっかりと凍っていて登りやすかった。
ロープを引きずりながら1時間程で北西稜の取り付きへ到着。
1p目 金ちゃん
北西稜取付きに着くと既に狸先輩が登っている。本当に全てが早い。
金ちゃんと夏に来た時、取付きで雨に降られ無念の敗退をした。この日は初見の金ちゃんがトップ。慎重に登って行きます。
1箇所フォローでも悪く感じる所があった。
2p目 TK
歩いてトラバースする。
(割愛)
3p目 TK
ロープを目一杯伸ばしてテラスにてピッチを切った。
(割愛)
4p目 金ちゃん
下部の核心ピッチをリードする狸先輩が見える。登りやすそうな所からロープいっぱい登って行く。
雪がついた壁はカッコいい!
5p目 TK
下部の核心。浅い凹角を上手くバランスを取りながら登る。草付きかと思って思いっきりアックスを振ったら岩で弾かれた事が何度かあった…(^^;;
一心不乱でアックスを振り回し、雪を払いながら手掛かりを探してロープを伸ばす。冬の北海道を彷彿とさせるような登りができて楽しかった。
6p目 金ちゃん
少しトラバースして階段っぽい凹状を登って行く。ここはルーファイ力が試される?
7p目 TK
藪の中を進みリッジに出てコンテで上部核心の基部まで。体脂肪の低い金ちゃんは寒さのせいで辛そう…ちなみに俺は全然寒くない!
8p目 TK
上部の核心ピッチ
欲しいところにボルトがあって思い切って登れるが、ここもかなり時間を要してしまった。チムニーをズリズリと這い上がり大同心の頭に抜けると狸先輩チームが待っていてくれました。1時間??かなり時間がかかってしまって申し訳ない。
天気が荒れてきたので急いで下降。
美濃戸口まで2時間程で下山。
代表と狸先輩早すぎて全然追い付かず(笑)
いろいろ課題はありますが裏同心から大同心北西稜の継続は中々のボリュームで充実した1日となりました。もっとスピードを上げられるよう精進します
お疲れ様でした。