2022年1月22日 メンバーたぬき夫妻 げんちゃん
天候 終日快晴
昨シーズン訪れた上タケ沢。氷柱群出会いに堂々と掛かる看板氷柱2本を登攀するも、トポを見る限りその奥には暗黒峡が広がり更に氷柱群が存在することが確認できる。山屋としては暗黒峡の氷瀑群を見てみたい、登攀してみたいという気持ちは当然ながら沸き立ち、上タケ沢シーズンインと共に氷を楽しみに行ってきました。
日の出と共に駐車スペースよりアプローチ開始。車道歩きから始まり鬼怒川の渡渉、樹林帯の急斜面に高度を稼ぎ上タケ沢へ降り立ち遡行し氷柱群へ到着。
積雪の多さから昨シーズンより時間を費やし更に、看板ルート2本から近いものの勝手が分からず若干のタイムロス繰り返しアプローチ開始より3時間半程かけ暗黒峡へ到着。
暗黒峡は楕円形のゴリュジュになっており50m級の氷柱で覆われ素晴らしい光景だった。
アプローチに時間を費やしたことに若干モチベーションが下がり気味だったが一気に登攀意欲が沸き準備を整え登攀開始。
今回の登攀ラインはチャンピオンを予定していた。下部はSMILEと共有する為弱点を突き高度を上げ上部左の氷柱へラインを移そうと考えるも、シャワーが酷い。
苦渋だったが安全を優先しそのままSMILEにラインを取り抜ける。
トポによれば45mと記載されていたが、登攀は45m程だった。しかし終了点にする立木までは緩い氷を詰め60mいっぱいい要した。
その後、トップロープを張り各自トレーニング。登攀本数は少ないものの登攀スケルが長い為それなりの習得が有った。
目的のラインが登攀が出来なかった事は残念だが暗黒峡までの形状、アプローチの勝手を把握する事が出来良かった。 次回に繋げよう。