西上州 犬殺しの滝

2022年1月25日  メンバーたぬき Mtaka TK

天候 終日快晴

一週間前に訪れた相沢奥壁。奥壁の氷柱群は氷の状態が良く、例年氷の状態が良くない犬殺しの滝へ期待が持てる中、帰路に着いた。
帰宅してからネットを検索すると犬殺しの情報が有り、繋がっている事を確認。犬殺しを登攀出来る期待を現実にする為、再び西上州へ氷を楽しみに行ってきました。
アプローチも短く足並みの揃ったメンバーな為、若干遅めのアプローチ開始。
程よいアプローチに身体も温まり犬殺しの滝へ到着。

犬殺しの滝 全容

取り付きから望む犬殺しは、事前の調べ以上に立派に育ち登攀意欲が増す。更に仔犬も立派に育っていた。気温は高かったが心配していたシャワーは無く快適な登攀が約束される中、成犬に取り付く。準備を整え登攀開始。( )内は個人的な体感グレード スケル
1P(Ⅴ 35m) 普段は右のラインのみ繋がるようだが全面が繋がり、弱点になる左寄りにラインを取る。出だしから立っているが、氷質は安定しアックスが良く決まる。スタンスも豊富で順調に高度を稼ぎ中間部より右のラインへトラバースし弱点へラインを移すがトラバースが悪く感じた。そのまま直登する方がラインのスッキリし良かったのかと感じたが後の祭り。25m程のバーチカルを登り切れば暖斜面帯に入り途中のテラスでスクリューにて支点構造し切る。

核心1P 氷質は安定するも時間をかけ慎重に高度を上げる

2P(Ⅳ⁺ 35m)上部バーチカル目指しナメを詰める。1Pを登攀すると難易度は落ち安易なルートと錯覚するも、山に謙虚の精神にて慎重に高度を稼ぎ上部バーチカルへ。登攀スケルは6~7m程と短いものの慎重に抜け上部立木にて登攀終了。

終了直下は短いながらバーチカル

懸垂にて、2P同ルート下降し取り付きに戻る。
その後、トップロープを張り個々にムーブの改善など各々トレーニングし下山。

トレーニング
会の要 Mtaka

終始貸し切りで充実した登攀が楽しむ事が出来ました。狂犬かと思っていた犬も今シーズンは穏やかに向かい入れてくれました。楽しかった~

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