2024年5月30日
メンバー:KNZ、MR(会外)
梅雨入り前の貴重な晴れ間に一ノ倉沢に行ってきました。
ベースプラザは4:30に出発。日が出るのもすっかり早くなり、十分に明るい。
最近定番となった自転車でのアプローチだが、気温が7度しかなくメチャクチャ寒かった。
出合の雪はすっかり無くなり、いつも通りの右岸側から上がり最初のポイントで雪渓に降りることができた。昨年から使い始めたチェーンアイゼンを忘れてしまったが、雪渓の傾斜は緩んできており下山も何とかなるかなと考えながら、その後のテールリッジで2パーティを抜く。
本日の一ノ倉沢は南稜2パーティ、中央カンテ2パーティの計4パーティだった。
出合の雪も融けた。
取付きは水が流れるほどビッショリな状態だった。昨年来た時も沢登りみたいにこんな感じだったが、3p目のカンテに出れば多少乾いてくるだろうと予想する。
3p目の左上スタートの離陸パートは、ステップのない濡れたつるつるのスラブのような感じだが、沢屋である(勝手にそう思っている)パートナーの慣れた足つきでサラッと抜けていった。ただしカムは必須アイテム。
カンテにでると割と快適なクライミングとなる。
変形チムニーとの合流後の中央カンテのチムニー
核心終了後。この辺りはやはりビッショリ。
空中懸垂を終えた場所も、流れるほどの水があり、トラバース地点までも懸垂ロープを付けたまま移動する。
その後は6ルンゼを下降するが、南稜の2パーティとちょうど同じタイミングとなってしまい、平日にもかかわらずまさかの順番待ちとなる。
ダブルヘッダーができそうな時間だったが下山を選択し、出合からは自転車であっというまにインフォメーションセンターに着いた。