2024年12月7日~8日
メンバー:げんちゃん、ISK、KNZ
八ヶ岳でのアイスはじめ。
まずは裏同心ルンゼから。
本来なら大同心北西稜か小同心クラックとの継続をしたいところだが、強い寒気の流入の中そこまでのメンタルは持ち合わせておらず、1日目は裏同心ルンゼのみとなる。
実際は赤岳鉱泉までの重荷を背負っての歩きには疲れ果て、天気よくても継続できたかどうかは疑問なところ。
テント設営後遅めの開始だったが、基本フリーでの登攀により4パーティを追い抜き最後は先頭となった。
後続にもたくさんのパーティが並んでいた。
風雪はそれなりにあり、今シーズン初八ヶ岳にしてはあまりに寒く、冬山ってこんなに辛いものかと毎年のことながら思い知らされる。
早々にテントに戻ったので飲み始めるが、寒さと昨日の睡眠1時間のためかアルコールも進まず、小屋泊りをうらやましく思う。
テントの数はそれなりにはあったが少ない。
氷結は良かった。
大同心の基部は風雪強くて足も上がらない
2日目は峰の松目沢へ
今日も悪天となりそうだったので、上部への登攀は諦め標高を下げることとした。ジョウゴ沢、大同心大滝もありかなとは思ったが、毎年行っているので松目沢を選ぶこととした。
10時間ほどの睡眠をとれたためか、寒さと眠気による昨日のネガティブな気持ちは消えうせやる気に充ちる。冬山は楽しい。睡眠は大事。
先行が1パーティいたが先に行かせてもらう。
ISKのリード練習
ここはいつも薄氷のイメージがあり、草付き交え嫌らしい部分もあった記憶だが全面氷結していた。
フリーで超えていくが、ふくらはぎがメチャクチャつらい
アイスワールドって感じで素晴らしかった。
ラスボス。ツララをクリーニングしながら登った。
2日間アイスを満喫でき、今シーズンは期待できるかもと思わせてくれる山行だった。