2026年8月17日~18日 メンバー:たぬき
天候 17日 快晴 18日 晴れ
急遽三連休が舞い込んだ。 しかしその連休は、お盆明け直後の平日の状況とあってパートナーになってくれるメンバーを探すのは困難なのは必須。仮にパートナーが見つかったとしても最近肩の具合が良く無い為、不安を抱きながらの登攀を要する山行は気が引けた。 さすれば山歩きへ行こう。行先は?せっかくの三連休な為、山の深い所へ入りたいと考えれば、夏季においてアルプス一択だった。
以前百名山を登っていた頃一番印象に残っていたのが鷲羽岳だ。三俣山荘からのロケーションが良く、北アルプスの中でも最奥部の位置に部類されるであろう。その印象が脳裏から離れなく再び訪れに行ってきました。
今回は鷲羽岳とセットになりがちの水晶はカットし訪れた事の無い祖父岳を踏み雲ノ平へ足をのばす計画で登山開始。
日の出と共に新穂高より足を進めます。お盆明け初日にもかかわらず新穂高の無料駐車場は8割以上が埋まり驚く。数日前の連休のピーク時はどの様な状況かと考えるとぞっとする。
長い林道を辿り小池新道より急登を淡々とこなし弓折乗越を目指す。序盤より遥か遠くに見える稜線上のコルが確認出来る。

目指す場所はそこじゃ無いよなと内心思ったが現実は遥か遠くに見えるコルが弓折乗越だった。文句を言っても近くならないし、低くもならない。そうなればひたすら足を上げるのみ。 淡々と牛歩にて足を進め鏡平山荘へ。

此処から望む鏡池をバックに聳える槍ヶ岳のロケーションは最高に美しい。一旦、心の癒しで一服し更に足を進め次の通過点で有る双六小屋を目指す。
急登からは解放されるが地味にアップダウンが有りジワジワと体力を削られながら双六小屋へ。
此処から本日の目的地である三俣山荘までは3ルート存在。心の中では体力的に負担の少ない巻きルートを選択しようと思っていたが気が付けば一番キツイ稜線ルートへ進路を取っていた。

高い所へと言う性は滑稽を通り越し自分自身、呆れる。 そんな呆れた性はさて置き、順調に進み一日目の行動予定目的地である三俣山荘に到着。

やはり此処から望む鷲羽岳は最高にカッコ良い。自然の中で遊ぶ身としては余り人工的な建物は好きだは無いのだが個人的には三俣山荘は自然に溶け込んでいる様で何だか好きだ。
二日目、天気予報では正午より天候が不安定になるとの情報より行動開始時刻を切り上げ日の出前より行動開始。最初のピークである鷲羽岳を目指す。

三俣山荘から望む鷲羽岳は高差も大きく感じられザレ感が漂うが、実際足を進めれば登りやすく快適にピークへ立つ。

以前訪れた時は風雨の中で心に余裕が無かったが、本日は快晴。大好きな鷲羽のピークを満喫しようと考え軽食でも口へ運び一服しようと考えたが、さっき朝食を取った身としてはお腹は減っていない為、景色のみを焼き付け足を進める。

ワリモ岳を通過し岩苔乗越へ。これより祖父岳へと登り返す。地味な登りだが右方に望む薬師岳が美しく活力にになりながら祖父岳へ。此処からは雲ノ平が一望。

荒々しい北アルプス最奥部にて比較的平野部が多い雲ノ平は個人的にはネーミングセンス抜群に感じた。 本来なら雲ノ平山荘まで足を延ばしたかったのだが、個人の装備に不具合が発生した為、祖父庭園より黒部源流へ進路を取り三俣山荘へ。

本来の計画では三俣山荘にてもう一泊し下山予定だったが時計を見ればまだ午前8時30分。早出と、ルート行動予定の計画が短縮され大幅に行動予定が短縮された。
幕を撤収し双六小屋到着時間から今後の進路を判断し三俣山荘より下山方向で下る。 双六小屋へは正午前には到着。内心は双六にて一泊したかったが装備の不具合を抱きながらの幕営は気が引けた。 さすれば日の有る内に下山可能な範囲な為下山開始。

流石に雲ノ平周遊してからの下山はきつかった。最後は棒になった足を吊り人形の様に動かし登山終了。
今回GPSにて図った行程は累積高低差3400m 歩行距離44km 1泊2日にてはかなりハードな反面充実した山歩きとなった。